土木
三木 将史
平成25年入社
たくさんの出会いと感動を味わえる仕事
学生の皆さん、こんにちは。私は平成25年に大本組に入社し、現在土木現場の施工管理に従事しています。私がゼネコンを志望したキッカケは、「日々変わる現場の姿を自分の目で見て、肌で感じ、土木構造物が出来上がる達成感を味わいたい」という理由からでした。
実際に現場に出てみると、現場には様々な工種、多くの作業員さんが存在し、『構造物を完成させる』という一つの目標に向かい日々作業を行っています。その中で、多くの作業員さんを同じ目標に向かわせることはとても難しいことだと実感しています。
私たちの仕事は、品質や安全管理はもちろんですが、多くの作業員さんをとりまとめ、作業間の調整を行い、１週間後、１か月後、1年後を常にイメージしながら段取りを行うことが重要です。経験の少ない私にとって、先のことをイメージすることは難しいですし、分からないことが多くありますが、大本組の先輩方は温かみのある指導してくれます。先輩の堂々とした姿を見ていると、自分も先輩のような技術者になれるのだろうかと不安になることもありますが、先輩のご指導に感謝し、先輩を目標に毎日現場に出ています。
また、建設業は様々な方々との出会いの連続です。現場には経験が豊富な作業員さんがたくさんいて、その１人ひとりとの出会いは、私の明日への成長の糧になっています。現場は作業員さんたちの努力によって毎日姿を変えていきます。その姿を間近で見られるということは感動の連続です。『たくさんの出会いと構造物が出来上がる感動』を肌で感じ、味わえること、そして、自分たちの努力の結晶が何十年も形として残ることが建設業の魅力であり、醍醐味の一つだと思います。
私にも皆さんと同じように就職活動を行っていた時期がありました。そんなある日、両親が「自分の良いところはもちろんだけど、悪いところも見てもらいなさい」と言ってくれました。就職活動中は自分の良いところばかりアピールしようと肩に力が入ってしまいがちです。しかし、肩の力を抜いて素直な気持ちを面接官に伝えてみてください。そういった素直な姿を評価してくれる企業と、きっと出会うことができるはずです。皆さんと大本組、建設業界でお会いできることを楽しみしながら、私も工事の完成を目指し仕事に励みたいと思います。
