先輩社員メッセージ　VOICE.02

学生の皆さん、こんにちは。現在、この文章をご覧になられている方は、建設業界や大本組に興味を持ってくださっていると思います。そこで、この仕事の魅力を紹介して、就職活動のアドバイスをさせていただきます。

私は現在、土木工事現場にて施工管理に従事しています。施工管理の仕事は、安全・品質・工程・コスト・環境管理であるとよく耳にしますが、我々は工事現場に関わることすべてを管理する必要があります。協力業者との作業打合せ、測量・墨出し、出来形計測など現場での仕事内容は多岐に渡ります。そのうえ工事現場を取り巻く環境は日々変化し、それに対応していくことは簡単なことではありません。夏は暑く冬は寒いですし、雨が降っても風が吹いても、その状況に応じた最適な手段を考え、工事を進めていかなければなりません。しかし、試行錯誤しながら管理してきた構造物がカタチになっていくと、夜でも休日でも見に行ってしまうほど、言葉にできない感動があります。

入社以来、様々な人との出会いにも仕事の面白さを感じています。大本組職員をはじめ、協力業者の方々は、私より人生経験が豊富な方ばかりなので、よく叱責も受けますが、勉強になることばかりです。建設産業は一品生産であり、似たようなことは経験できますが、二度と同じ経験をすることはできません。また、工事のスタートとゴールは同じでも、職員や協力業者の経験・知識・工夫などにより、施工のアプローチも様々です。多くの方々との出会いや、多くの経験から得た達成感・充実感は私の財産となっています。

就職活動中は、私もそうでしたが、どのように行動したら良いか分からないときがあると思います。私は就職活動中、個別の会社説明会に３０社程度参加し、なるべく話を聞くように心掛けました。その会社の魅力や雰囲気などを、生の声で聞きたかったからです。数多くの会社説明会に参加し、その会社を肌で感じることをお勧めします。そうすることで、自分の考えと一致する会社と出会えると思います。私は就職活動を始めてから大本組を知り、この会社で仕事がしたいと決意しましたが、その決断は今でも間違っていなかったと思っています。ぜひ、大本組の会社説明会にも参加していただき、共に働ける仲間ができることを心から楽しみにしています。