ニューマチックケーソン工法 |
| ■ニューマチックケーソン工法の安全対策・環境対策 |
| @安全対策 |
| ニューマチックケーソン工法の施工に際し、災害防止に関して規制を受ける法制度としては、「労働安全衛生法」、「労働安全衛生規則」、「高気圧作業安全衛生規則」、「酸素欠乏症等防止規則」などがあります。
その他としては、弊社独自の安全管理マニュアルとして、「高圧室内業務に関する運用マニュアル」を整備し安全対策を行っています。
ニューマチックケーソン工法では、密閉された部屋の中で高圧空気を呼吸しながら作業することから、特に高気圧障害に対する正しい知識と対策を知る必要があります。また、作業室内では酸素欠乏が発生したり、泥土層などからは炭酸ガスやメタンガス、硫化水素などが発生する危険性もあることから、有害ガス検知器を配備して常時監視しています。 |
| A環境対策 |
1.振動・騒音対策
ニューマチックケーソン工法は比較的騒音・振動の少ない工法です。騒音・振動の発生源としては、マテリアルロックからの漏気音・排気音・接触音などや、コンプレッサーの稼働音と振動があります。しかしながら、それぞれの発生源に対しては十分な対策が可能であり、必要に応じて以下のような設備を配備します。 |
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マテリアルロック消音装置を用いることにより、ワイヤーボックスからの漏気音を大きく低減することができます。
弊社の実工事への適用事例では、函内気圧0.19Mpaで無対策の場合には音源で117dB(A)の騒音が発生しましたが、消音装置を取り付けることにより74dB(A)まで低下しました。 |
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2.漏気(エアブロー)対策
函内に過剰な圧縮空気を送ると、作業室の刃口先端部から圧縮空気が漏出してしまいます。これを漏気(エアブロー)と呼びますが、この漏気を防止するためには、作業室内の適切な圧力管理を行う必要があります。
地下水の変動が無い場合には比較的管理は容易となりますが、海上での施工では潮位の変動により函内圧力も変動します。このため、海上での施工には潮位連動型の自動圧力調整装置を用います。
また、漏気を完全に抑えるためには、函内気圧を少し低めに設定し、水掘りなどで対応することも有効な手段となります。一方、漏気が発生した場合にこれを回収するための漏気(ブロー)回収装置をケーソン刃口部に取り付けたり、ケーソン直近にブローホールを設ける等の対策も可能です。 |
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3.周辺地盤への影響防止対策
ニューマチックケーソン工法の施工に伴う周辺地盤への影響要因は、施工時のケーソンの傾斜によって躯体と地盤との間に隙間が生じて周辺地盤が緩むこと。フリクションカットの上に生じる空隙で周辺地盤が緩むこと。刃口からの漏気により地盤を乱すなどがあります。
これらの影響要因に対しては、以下のような対策により影響を低減したり、原因を取り除くなどが考えられます。 |
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