ニューマチックケーソン工法

■ニューマチックケーソン工法の概要
@ニューマチックケーソン工法とは?

ニューマチックケーソン工法とは、ケーソン下部に気密性の作業室を設け、空気圧により湧水を防ぎながら掘削作業を行い、所定の深さまでケーソンを沈設する工法です。
ニューマチックケーソン(Pneumatic caisson)の「Pneumatic」とは「空気の」、「caisson」は「潜函」と言う意味です。つまり空気を用いて函を沈めるということになります。

 
Aニューマチックケーソン工法の原理

ニューマチックケーソン工法は、ちょうど内部の空気が逃げないようにコップを逆さまにして、水中に押し込んだ状態のように、水の侵入を空気の圧力によって防ぐ原理を応用したものです。
コップの中がケーソン作業室、コップの先端がケーソンの刃先にあたります。

 
Bニューマチックケーソンの沈下理論
ニューマチックケーソンの沈下関係は、一般に下記のように表されます。ニューマチックケーソンの沈下条件はW>Wrとなります。

沈 下 力:W =Wc+Ww
沈下抵抗力:Wr=U+F+Q


Wc:ケーソン躯体重量
Ww:ケーソンに載荷するその他の重量
U :作業気圧による揚圧力    U=作業気圧×底面積
F :周面摩擦力           F=摩擦力度×ケーソン周長×沈下長
Q :刃口下および掘り残し部の地盤反力