






CFT(Concrete Filled steel tube : コンクリート充填鋼管)構造は、コンクリートを充填した鋼管柱と鉄骨梁で構成する構造です。柱は圧縮に強いコンクリートと引張りに強い鉄骨の組み合わせにより、優れた構造特性を発揮します。
● 柱間隔や階高を大きく取れるため、空間の自由度が増します。
● 鉄骨構造に比べて剛性が大きいため、地震・風に対する揺れが低減できます。
● 充填されたコンクリートの効果により、耐火被覆が低減できます。
● 大きな耐力を有するため、柱断面が小さくできます。
● 柱の型枠、鉄筋工事が不要のため、工期の短縮、廃棄物の低減が可能です。
● 低層から高層まで、住宅から業務ビルまで幅広い適用性があります。
RC造 | SRC造 | S造 | CFT造 | |
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空間の自由度 | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
地震・台風時の揺れ | ◎ | ◎ | △ | ◯ |
耐火性 | ◎ | ◎ | △ | ◯ |
高層建築への適用性 | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
施工性 | ◯ | △ | ◎ | ◎ |
耐久性 | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |