






基礎と建物の間にクッションの役割をする積層ゴムを設置し、地震力を大幅に低減する免震構法は、阪神・淡路大震災以来、マンションをはじめ、公共施設、電算センター、病院など様々な施設に採用されています。
又、企業のBCPの観点からも注目されています。
車両系で実績のある「セミアクティブダンパー」の技術を免震建物に応用したシステムです。
建物に取付けた加速度センサーにより、地震動を感知し、オイルダンパーの効き方を制御して、免震性能を向上させるシステムです。
低層~高層まで幅広く適用でき、地震などの大きな揺れを極端に嫌う情報発信基地建物や病院建築等に適用できます。
オイルダンパーを制震装置を建物内に配置することにより、
地震時における建物の揺れを抑制する制震システムです。交通振動などの環境振動にも効果を発揮します。
振動情報をセンサーに取り込み、建物が受けている振動とは逆向きに、装置を駆動させ、発生頻度の高い中小地震の揺れを早期に収束させ、また、風揺れや交通による振動も抑制します。
屋上に設置したおもりが建物と逆方向に揺れる事により、暴風時などの揺れを低減します。
外部からのエネルギーが不要でシンプルな構造です。
建物外部にブレース型オイルダンパーを組み込んだフレーム架構を設置し、柱の中間には制震効果を高めるために水平剛性が小さい免震ゴムを設置することにより、
建物が受ける地震力を軽減し安全性を確保しました。
建物とフレーム架構は、高いせん断強度を誇るディスク型アンカーを使用して接続します。
仕組みがシンプルで、フレーム架構を建物から離して設置するため、設計と施工が容易で、『使いながら・住みながら』の施工が可能です。