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INTERVIEW # 03

現場や各部署と連携して、
大本組の設備部門を支える。

大谷 颯 / Ohtani Hayate
建築 | 設備
2020年入社

工学部 建築学科卒業

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- 大本組を選んだ理由と魅力

 大本組が手掛けた「イオンモール岡山」が、更地の状態から建物が完成していくまでの様子を、高校生の頃に通学しながら毎日のように見ていました。街に快適な空間を提供し、地域のランドマークとなる建物を一から建設できる会社で働いてみたいと思い、大本組を志望しました。設備の仕事を行うにあたり、大本組では現場監督として施工管理の経験を積んだうえで、設備課へ配属されるので、建築工事と設備工事の工程や工事区分の兼ね合いなど、現在の業務に活かせる経験を現場で積むことができます。この経験ができることもゼネコンの設備部門ならではの良さだと感じています。また、様々な用途のプロジェクトの設備を担当できることは、建築技術者として成長できる環境だと捉えています。

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- これまでのキャリアと現在の仕事内容

 現場監督として、事務所と営業所兼倉庫の新築工事現場を経験した後、現在の設備課へ配属となりました。設備課では、電気設備、機械設備工事における品質の確保や不具合の低減を目指し、現場への施工支援を行っています。工事開始前に設計図を確認し、問題となりそうな箇所や、よくある不具合について現場と協議し、工事の方針を決定します。例えば、空調機の冷媒管にテープを強く巻き過ぎると、適切な保温厚が確保できず、結露することがあるので、施工時の注意ポイントとして現場へ伝えるようにしています。着工後は、現場で作成した施工図及び施工要領書の内容を確認し、現場社員及び協力業者と取り合い調整を行います。また、中間検査、完成検査の際は現地に出向いて、施工状況の確認を行っています。

- 仕事のやりがいと今後の目標

 施工管理では、社員3名でやり遂げた営業所兼倉庫の新築工事現場が印象に残っています。大型現場になると、コンクリート、鉄骨、内装、外構など各工種に対して担当者を割り当てることが一般的ですが、着工から竣工まで全ての工種に携わることができた貴重な経験でした。設備課では、設備関係のトラブルを解決できれば施工側の負担が軽減されるため、問題を迅速に解決できた時の達成感は大きいです。また、現場、設計、サブコンなどと様々な絡みがあるため、チームワークの重要性を強く感じますし、スムーズに調整ができた時にやりがいを感じます。直近の目標としては1級建築士の取得ですが、その先は設備設計1級建築士も取得したいと考えています。様々なプロジェクトの設備の管理を担当することで、さらなる専門的な知識を身に付け、大本組の設備分野を支えられる人材になりたいです。

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『想いを築き、幸せを創造する』