

先輩方から受け継いだ雰囲気を、
後輩の育成に。
2015年入社
工学部 安全システム建設工学科卒業


ものづくりに興味があり、インフラ整備や防災・減災工事を通じて社会の発展と人々の生活の質の向上に貢献したくて、土木技術者を目指しました。地元である岡山をはじめ日本全国で各種土木工事を手掛けている大本組で、このような仕事に携わりたいと思ったことが入社のきっかけです。ちょうど良い規模感の会社だと思っており、自分の意見が反映されやすかったり、若いうちから多くの仕事を任せてもらえる環境なので、技術の習得が速いように感じています。また、土木部門の先輩方は面倒見が良く、フレンドリーな方が多いので、どの現場、どの部署に配属になったとしても良い雰囲気の中で仕事に取り組むことができます。当然、質問がしやすく、仕事、プライベート問わず親身になって接してくださる、とても働きやすい環境も魅力だと感じています。


入社以来、高速道路の橋梁下部工やランプ、跨道橋、宅地造成工事の現場で施工管理業務を経験しました。具体的には、協力業者との作業打ち合わせ、施工図作成、測量や墨出し、出来形管理など仕事内容は多岐にわたります。そのうえ現場を取り巻く環境は日々変化し、それに対応する必要があります。施工する地域、季節や天候など状況に応じた最適な手段を考え、工事を管理しなければなりません。入社6年目に現在の設計部門へ配属となりました。現在は工事受注時の設計照査業務をはじめ、現場支援業務として、仮設構造物の設計、マスコンクリートの温度応力解析、設計変更にともなう設計図の修正などを担当しています。設計施工の案件の場合、設計や施工時のフォローを行うこともあります。
入社して最初の赴任先である新潟の高速道路4車線化工事でのことです。ある工種を初めて任され、先輩からのアドバイスをいただき、職長さんと工程や資材の搬入など密に打ち合わせを行いながら進めたつもりでしたが、真冬の工事だったため、除雪が必要だったり、日没が早かったりと、工事はこんなにも季節や天候に左右されるものなんだと痛感しました。一つずつ課題を乗り越え、無事に工事を完了できた際に、先輩から「よくやった」と誉めていただきました。自分が本気で取り組んだ工事が図面からカタチになった時の感動は今でも忘れられません。そして、今の自分があるのは先輩方のご指導のおかげです。今後はスキルアップに取り組み続けることはもちろんのこと、自分が育てていただいたように、私も後輩の育成に真剣に取り組み、周りから信頼してもらえるような人間になりたいです。









