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INTERVIEW # 07

若手ならではの視点で、
より良い技術提案を。

杉本 菜緒 / Sugimoto Nao
土木 | 工務
2023年入社

理工学部 土木工学科卒業

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- 大本組を選んだ理由と魅力

 子どもの頃に、地元の街が快適で便利な都市へ変化していく様子を見て、建設業の仕事に憧れ、大学では土木工学を専攻しました。就職活動では、ゼネコンをはじめ、公務員、コンサルも視野に入れていましたが、大本組の長期インターンシップへ参加した際に、業種や会社の規模感の違いなど、建設業界全体について事細かに教えていただきました。全体を知ったうえで、現場、内勤部署の両方の仕事が経験できるゼネコンで働くことを決め、会社の規模感や話しやすい社員が多いことに魅力を感じて大本組を選びました。実際、中堅ゼネコンであるため、役員や社員同士の距離感が近く、役員の方に顔と名前を覚えてもらい話す機会や、意見を聞いてくださる環境があることが、大本組の魅力だと感じました。また、年の離れた先輩社員とも気軽に相談したり話しやすい雰囲気です。

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- これまでのキャリアと現在の仕事内容

 入社して現場で施工管理業務を経験した後、現在の工務課へ配属となりました。工務課は受注支援業務を行う部署で、主に総合評価落札方式における技術提案書作成を行っています。工事を落札する際の評価は、価格だけでなく、技術提案を含めた総合評価で決定されます。同じ環境下での工事は存在しないので、本当に現場で施工できるか、効果があるかなどを先輩に相談しながら作成しています。その他に、発注者の予定価格を割り出す作業を行うこともあります。高すぎても低すぎても失格となるので、精度を意識して行っています。さらに、発注者によっては提案内容のヒアリングが行われます。発注者目線の質問に答えることは難しく、自分の力不足を痛感することもありますが、正確に回答していく先輩方のように成長できるよう、広い視野を持って業務に取り組むことを心掛けています。

- 仕事のやりがいと今後の目標

 若手社員の意見にしっかりと耳を傾けてくれる点にやりがいを感じています。技術提案書作成の過程で、上司に提案する機会がありますが、「とても良い視点で助かる」と声を掛けていただいた時はモチベーションが上がります。また、業務を行いながら、「こういう土木構造物が出来上がっていくのだろうな」と、頭の中でイメージできるようになっていくことも楽しいです。今は工務の仕事を軸にキャリアを積んで、一人前の技術者になることを目指しています。そのためにも、現場経験を積むことが重要だと考えています。今後は、自分が技術提案書作成から予定価格の算出まで担当した案件を受注することが目標です。そして、工務の仕事は現場経験を積んだ社員でなければ難しいだろうと、久しく若手社員が配属されていませんでしたが、そのイメージを覆すことができれば嬉しいです。

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『想いを築き、幸せを創造する』